唇は無言で語る

テレビで旅番組を見ていると、よく女優さんがお料理を食べるシーンがあります。

そこで口をちょっとすぼめた瞬間のアップを見ると、唇の上のシワがすごい!

口元は女性の色っぽさの象徴でもありますから、極力シワをつくらない努力をしたいですね。

その予防法としておすすめしたいのが、大きく口を開いて「あ、え、い、お、う」と言って、口のまわりの筋肉をきたえたり、ほぐしたりする「あえいおう」運動です。

目尻や口元のシワは年をとったら仕方がないと諦める方が多いようですが、たいていのシワは筋肉の「クセ」ですから、ひっばったり、ほぐしたり…そんな単純なことで、ずいぶん薄くすることができるものです。

そして唇というのは肌チェックから除外されがちですが、毎朝チェックする習慣をつけましょう。

唇は体調も教えてくれる大切な部位なのです。たとえば、塩辛いものの食べ過ぎ、寝不足、あるいは擦り過ぎなどで、唇の色はくすんできます。

そういうときには、いつもの口紅をつけても黒っぽく見えるので、明るめの色をつけます。

また、胃酸過多になると唇の色が悪くなり、唇に縦ジワが寄ります。

そうなると、「口紅がにじむ」という問題が出てきます。

こういうときの裏ワザをひとつ。

最初にリップペンシルで唇の輪郭を描いて「にじみ止め」をするのです。

そのあとで、輪郭を残して色を塗っていくと、きれいに仕上がります。

めがね美人の思わぬ落とし穴

私は家でめがねをかけるときに、少し鼻の下のほうにずらしています。

なぜかというと、習慣というのは恐ろしいもので、ずっとめがねをかけていると、鼻の付け根のあたりに跡がつきますよね。

あれが何年かのちには肌に沈着し、シミになってしまうのです。

たとえば、部屋のドアを開け閉めするときに、いつも閉じ場所ばかりに触れていると、その部分だげ色が変わってきます。

それと同じで、刺激を与え続けることによって肌が変色していくのです。

そして年齢を重ね、めがねの跡がシミになってきたら要注意!ほかの部分にもシミが出てくるはずです。

もっとも、めがねをかけるなとは言いません。

これはふだんの心がけで改善できますから、私みたいにちょっとずらすとか、たとえばめがねを外したあとに、その部分をちょっとマッサージしてほぐしてあげる。

それだけでもずいぶんシミ対策になります。

肌というのは、紫外線にあたると急にブツブツが出てくる、というトラブルの出方もありますが、多くの場合、長期間のクセや習慣がもとで起こります。

だから、長年かりで表面に現れてきたものを改善するには、やはり根気よくスキンケアを続けることが大切。

さあ、すでにめがねの跡がついて肌が変色しつつある人は、今すぐシミのケアを始めてください。

とにかく、「もう、面倒くさいからいいや」と諦めてしまった時点で、そのシミは永久保存版になります。