「クマ」と呼ばれるものには大きく分けて3種類ある

クマがでさている人を見ると、「なんだか疲れているのかな?」と思うほど、クマは疲労や睡眠不足でできるイメージがあります。
しかし、実際は、シワやたるみと同様に、肌老化によって起こることが多くあります。

クマと呼ばれるものには大きく分けて、「血液のうっ滞による青グマ」「むくみ、たるみによる黒グマ」「シミ、くすみによる茶グマ」の3種類があり、ケアの方法も変わってきます。

このなかで、女性が気にするクマは、たるみによる黒グマであることが多いようです。

そもそもクマは、どのようにできるのでしょうか。
眼球のまわりはクッションの役割をする柔らかい脂肪で覆われています。

それをまぶたが支えているわけですが、まぶたの皮膚は人体の中でも、もっとも薄い部分です。

さらに皮脂腺が少なく、乾燥しやすくなっています。

それに対して、ほおは皮膚も厚く、皮下脂肪の多い部位です。
そのために、下まぶたとほおの間に境界線ができてしまい、それが一般にクマ(黒グマ)と呼ばれるものになるのです。

また、もともとメラノサイトの活動が盛んなため、こすったりするとすぐに色素沈着を起こして茶グマになります。

加齢によってまぶだの皮膚は次第に薄くなり、クマが出やすくなります。
クマの種類を見分けて早めに有効なケアを取り入れましょう。

年齢により変性・減少していく真皮の中のコラーゲン

コラ-ゲンは肌の奥にある繊維状のたんぱく質です。
この繊維がネットワークをつくり、肌の弾力を維持しています。

コラーゲンは、よく「加齢によって減少していく」といわれています。

確かに、50歳近くになるとコラーゲンの再生はほとんどなくなってしまいます。

だだ減るだけでなく、紫外線の影響などで変性もします。

コラーゲンの変性がどうやって起こるかは、はっきりとわかっていない部分もありますが、最近では糖が結合して糖化が起きていることにより、コラーゲンが硬くなり弾力を失うことがわかっています。

こうして、コラーゲンが減少し、硬く変性すると、シワは戻りにくくなり、深く刻まれていくのです。

コラーゲンそのものに働きかけることが大事

シワやたるみを防止するために、保湿をしたり、シワやたるみを一時的に伸ばしたりしてもあまり有効ではありません。

必要なのは、コラーゲンを増やしたり、変性を防ぐケアです。

といっても、コラーゲン配合の化粧品を肌に塗っても、真皮の中のコラーゲンを増やすことはできません。
からだの中でのコラーゲンの再生を促し、また変性を防ぐために、次のようなケアを続けてみましょう。

・ビタミンC誘導体を、化粧水などで取り入れる(できればイオン導入をおこなう)。
・レチノール配合のクリームを使う。
・ピーリングをおこなう。
・無理なダイエットなどはしない。
・ふだんからエストロゲン様作用のあるイソフラボン(大豆製品)を摂る。